自粛警察

しゅく・けさつjishuku·keisatsu4

N.
(meist private) Personengruppe f f zur Kontrolle der freiwilligen Ausgangsbeschränkung.

用例:「昔が良かったのではなく、近代の日本社会が持つ『劣等性』です。自民党政治が原因という類いの話ではない。象徴が、コロナ禍で注目された自粛警察です。コロナ禍では各国が『ヨーイ・ドン』でガバナンスを競いましたが、東アジアで見ると、日本は感染者数・重症者数・死者数で抑制に失敗しています。『お上にすがる』人々が不安になって『お上に従わない』人をたたく、という近代日本の劣等性です。戦前から広く見られました。都市化と郊外化が進むと、共同体の空洞化が進みます。すると、人々は人間関係に依拠できなくなる。経済の調子が良ければ市場と行政に依存できるから、気になりませんでした。が、その間進んだのが感情の劣化と呼ぶべき事態です。不安の原因は『お上』にある、いや『お上に従わない人』にある、と他人を責めるのです。」ー宮台真司

anonymous (29.10.2021)