{phil.} Aus einem Kommentar zu『人はなぜ記号に従属するのか――新たな世界の可能性を求めて』フェリックス・ガタリ著、杉村昌昭訳、青土社、2014年3月:「原書は、Lignes de fiute: Pour un autre monde de possibles(l'Aube, 2011)。ドゥルーズとの共著『千のプラトー』と同時期の70年代後半に書かれた未公刊の遺作です。原題は「漏出線――もうひとつの可能な世界に向かって」。従来「逃走線」と訳されることが多かったドゥルーズ=ガタリ特有の用語を杉村さんが「漏出線」としたのは、「密閉されたシステムからの脱出と、「脱領土化」のポジティブな働きの側面を示唆するニュアンスをこめ」たものだと訳者あとがきで説明されています。」
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