場の思想
ba no shisou
Die Idee des Feldes
内容(「MARC」データベースより)
いま人類を救えるのは生命システム論から生まれた哲学だ。自己組織現象としての「場」、「自己の卵モデル」や「共創場的創出の即興劇モデル」など、主客非分離的に対象を理解しつつ、コミュニティ的な共存在のあり方を探る。
- 構想力と場づくり1
- 場における存在
- 二重存在性と自己の領域性
- 場の論理と即非の論理
- 科学的表現の限界
- 自己の卵モデル
- 偏在場と局在場
- 内外双方向の波働による形成作用
- 即興的創出と間
- 生活劇場と人生劇場
- 人生場としての自己
- 歴史の編成と構想力
- 生活サイクルと歴史サイクル
- 脳における生活劇場と人生劇場
- 現代文明おいうメガマシーン
- 人間の精神の自立と地球環境への調和
- 構想力と場づくり2
- 人生の場と生死の場
- 三種類と場の相互関係
- 一期一会という生き方
- ブロック的構築と箱庭的構築
- 転換期における行き止まり現象
- ブロック型文化と箱庭型文化の意義
- 創造への飛躍
- 道元
- 身心脱落,脱落心身
- 道元における生命の相補的二重性
- 創造における相互誘導合致と時間の創出
- 創造的身体としての「智慧に満たされた身」
- 新しい時代への場づくりについて
- 共にい生きる
- 日本の歴史における場の意義
- 出会いの場
- 群れあいの場の行き詰まり
- 日本主義への傾斜の危険
- 場づくりと場的構成原理
- 自己を開くー経済システムの大転換を予感して
- 日本社会の危機とその克服へ向けて